『ババドッグ ~暗闇の魔物~』を観たので感想
今更だけど気になってた映画、『ババドッグ ~暗闇の魔物~』を観たので感想とか色々書きます。
~あらすじ~
1冊の絵本によって恐怖の底に突き落とされる母子を描き、シッチェス映画祭をはじめ世界各地の映画祭で絶賛されたオーストラリア製ホラー。
夫を事故で亡くしたシングルマザーのアメリアは、学校で問題ばかり起こす息子サミュエルの扱いに悩まされていた。
ある晩、サミュエルがアメリアの知らない絵本を持ってきて呼んでほしいとせがむ。それは「ミスター・ババドック」というタイトルの不気味な絵本で、物語は途中で終わっていた。
サミュエルが異様に怖がったことから絵本を破り捨てるアメリアだったが、捨てたはずの絵本がいつの間にか戻ってきてしまう。それ以来、彼女の周囲で不可解な出来事が次々と起きるようになり……。(映画.comより)
前々からホラー映画レビューのサイトで話題になっており、気になっていたところ、なんとアマゾンプライムで無料で見れるとわかり、観てみると…。
面白い!
予想以上に面白かった…! 最近、タイヤが人を殺す映画やら人間をセイウチにしようとする映画を観ていたのか、ここまで正統なホラーに思わず感動してしまった。
と、面白い面白いと言ってもどういう感じなの? めっちゃ怖いの? やら思われると思うので詳しく話します。
まず、この映画は全体的に暗い雰囲気です。
そしてスプラッター要素はなく、怪物との闘いも後半の30分程度で、お化け屋敷感覚で観たら、なんだつまんね、と肩透かしを食らうと思います。
この映画のテーマは育児疲れなので当然ですね。暗くて当たり前です。
それに、息子のサミュエルの子供特有の甲高い声でキーキー喚く様はストレスものです。もうそれはそれはイライラする。主人公と同じように、ついうるせえ!と言いたくなるに違いありません。
最初は頑張って子供を教育しようと必死に教育しようと頑張る主人公がどんどんやつれていき、最後の方では服のまま風呂に浸かるシーンなど、やべえ…病んでるやん…と観客に思わせる演出がとてもよかったです。
そんなわけで、皆も観ような!
おしまい