脳漿炸裂系百合実写化デスゲーム『脳漿炸裂ガール』を観たので感想
そういうこと。
ごきげんよう。にたまごです。
今回は「ニコニコ動画の関連動画再生数4000万超! あの”ネ申曲”、ボカロ史上初の実写映画化!『脳漿炸裂ガール』」を観ましたので感想を書こうと思います。
~あらすじ~
ニコニコ動画で再生回数が4000万回を超え、その世界観をもとに小説版も出版された人気ボーカロイド楽曲「脳漿炸裂ガール」を実写映画化。主演は、人気アイドルグループ「私立恵比寿中学」の柏木ひなた、「映画 暗殺教室」「ホットロード」などに出演する若手女優の竹富聖花。小さな頃から憧れていたお嬢様学校・聖アルテミス女学院に入学した市位ハナは、教室で目を覚ますとクラスメイトと一緒に檻に閉じ込められていた。そこで突然、携帯電話を使った謎のゲーム「黄金卵の就職活動」が始まるが、それは脱落すると脳漿が炸裂するという生死をかけたサバイバルゲームだった。ハナは同級生の稲沢はなと一緒に勝ち進んでいくが……。
はい。
というわけで、感想ですが…。
意外と面白かったです。良い感じの百合映画なんじゃないでしょうか。脳漿炸裂する系の。
とりあえず、監督は脳漿炸裂ガールを聴かされてこの映画作ってね、と作らされたんじゃないかといった感じにところどころ歌詞をそのまま口に出すシーンがあって、「狂ったように踊りましょう」「一蓮托生」「脳漿炸裂」「どうでもいいけどマカロン食べたい」といった原曲の要素を入れとけと言った感じに言わせてるシーンがちょっときつかったですが、狙った年齢層が中学生をターゲットにしているのだと思うので仕方ないかもしれません。
今更コロコロコミックを見て下ネタとかガキかよと突っつくような真似はしません。
まあ、それはいいです。
ですが、ちょっとあれなのは…まあネタバレになっちゃうんですが、銃で撃たれたら脳漿が炸裂してロボトミーと化すって設定はどうなんだろうなぁ、と。なんか撃たれた瞬間に透明な液体がびゅっびゅと飛び出した時は×××かな?と思いましたが、脳漿だったようです。下ネタじゃなかったね。
なんで子供向けのデスゲームです。デスゲーム入門編としてはいい映画かもしれません。女同士の友情。…いやちょっと行き過ぎて百合っぽくなってますが、そういったシーンもちゃんとしてましたし、苦痛に感じませんでした。
ただ、お嬢様学校でごきげんようだの金粉だの昔懐かしいもう昭和で止まったようなお嬢様学校はどうなのかと。結構古い少女漫画で止まったような描写は子供でもきついと思いました。途中で流れる脳漿炸裂ガールも結構きつい。とりあえず流しとけ感あって。EDでも流れるんだからいらないんじゃないかな、と。
でも脳漿炸裂ガールという曲一つで映画が作れて、映画監督ってすごいんだなぁと思いました。まる。
そんな感じの映画でした。
実写化ってだけで叩くのは良くないよ。ちゃんと観ようね。
でもこの映画を映画館で観る勇気は僕にはありませんでした。おほほ。
というわけでごきげんよう。